株式会社テクノア
お客様とパートナーであり続ける それがテクのあの「こだわり」

株式会社テクノア

代表取締役 山﨑 耕治

1981年、コンピューターやソフトウェアの普及が始まりだした時代に誕生した株式会社テクノア。同社は独自のソフトウェア開発とサービスを通じて主に中小企業のニーズに応えてきた。なかでも生産管理システム「TECHSシリーズ」は業種や形態に特化しているため、早く安く確実に使える生産管理パッケージソフトであり、コストダウンができるツールとして、全国4,000社以上の企業が採用している。テクノアの社名の由来はテクノロジー(科学)とノア(文化)の融合と調和である。融合と調和を目指し、慢心することなくチャレンジを続ける山﨑社長に、どのように会社が成長したのか、また同社が目指す経営スタイルについて詳しく、お話を伺った。

伝統の継承と、未来への挑戦を可能にする革新企業の本質

やわらかく、温かい雰囲気に包まれている社内

山﨑社長は、「会社の中は常にやわらかく、温かい雰囲気に包まれている」と語った。この社風は、同氏が目指す経営スタイルと社員への想いが映し出されている。社員が目標の「数値」に達しなければペナルティーや減給を強いられることは、別に少ない話ではない。しかし同社は、「目標数値を掲げること」に重きをおいておらず、一つのマネジメントの「手段」程度に考えている。社員には余計なしがらみがなく、活き活きと働いてもらいたいと切に願う同氏の想いから、あえて「目標数値」を作らなかったのだ。そのため、社員はお客様のことを真剣に考えることに重きを置くことができ、いわゆる「殺伐とした雰囲気」ではなく「やわらかく、温かい雰囲気」を創出できたのだろう。「うちの社員の人柄は国内でもトップクラスに良い会社だと思う」と得意げな表情で語り、社風を締めくくった。

ブルーオーシャン戦略

テクノアの独自性はブルーオーシャン戦略である。「中小製造業様向けの生産管理システム」「多品種・少量生産の生産スケジューラー」「健診システム」など、まだ全国的に手がけられていない、かつニーズがあるものを見極め、取り組んできた。実際に戦略は大成功で、生産管理パッケージ「TECHS シリーズ」は生産管理パッケージ部門において、堂々の出荷本数1位を獲得している。
他の事業も世界でトップシェアを誇るほど、大ヒット製品は目白押しだ。なぜここまで開発した製品が成功するのだろうか。それは、「事業ドメインの絞り込み」を大切にし、自社の強みを活かせる範囲で、お役に立つことを重視しているからである。「人の役に立ちたいとは思うが、全ての人の役に立つことは不可能だと思う。だからこそテクノアが救える企業様に全力を尽くし、役に立とう」そう前向きに捉え、同社に関わった企業のニーズに全力で向き合ってきた。どんな要望にも応え続け、お客様の満足を得てきた同社は、「テクノアに頼んでおけば安心」という頼れる存在であるに違いない。

良きバトンタッチで永続する企業へ

創業時から積み重ねたテクノアの「文化」と「風土」、そしてお客様のパートナーとして伴走するスタイルを、自分の代が終わっても絶やさないこと。そう山﨑社長は展望を語った。現在、同社は創業から業績も右肩上がりで、良好な経営を続けている。それは、同社の社風や独自性に加え、お客様との伴走スタイルに起因するものだと考えている。恩師であった大道前社長より経営のバトンを受け継ぎ、意思を引き継ぎ、創業当初から培ってきたスタイルを守り続けてきた山﨑社長。今後も既存のスタイルを守りつつ、新たな挑戦に取り組む同社は、永続する企業に向けて歩みを止めない。

テクノアが大切にしていること

社長交代のいきさつを教えてください

社長に就任したきっかけは、創業者の大道から「次の社長を頼む」という一言。二つ返事で「わかりました」と伝えました。大道から言葉を受けたのは、病院の寝床でした。安心させたい気持ちもありましたし、大変お世話になった方でもあるため、即答で決心しました。もともと私は大学も中退し、あまり学も無いと思っていたため、とにかく必死でした。また大道から言われた一言「社長の仕事は社員を幸せにすること」をとにかく守り続け、励み続けてきました。これからも創業者の想いを引き継ぎ、精進して参ります。

テクノアは、新入社員にどのようなことを与えられますか?

人間的成長だと思います。他社様からも褒められるくらい、弊社は教育環境が整っているんですよ。「なぜ働くのか」や「フィロソフィー」については特に注力して教えています。だからこそ技術のみではなく、人間的成長も得られる会社だと思うんですよね。実際に「入社してよかった」や「この会社が大好きです」と共感してくれる社員も多数います。どんなに素晴らしい技術を身につけても、人間として半人前なら真の一人前とは思いません。これからも弊社は「技術」と「心」を両立して学べる場でありたいですね。

どんな方に入社してほしいですか?

弊社の採用基準は「素直」「人の役に立ちたい」「常に学ぶ姿勢」の3つです。仕事をする時間は人生で多くの時間を占めます。その長い時間を有意義に過ごしてほしいため、人生を費やすに値する仕事を見つけてほしいんですよね。我々の採用基準はその想いから作られているため、この基準を満たす方であれば、弊社で幸せに働くことができる可能性はすごく高いと思います。求職者の皆様に伝えたいことは「働くことって素敵なこと」だということです。自分にマッチした企業を見つけ、これからの人生を豊かに過ごしてほしいですね。

新規事業を支える テクノアの切り込み隊長

新規事業を支える テクノアの切り込み隊長

株式会社テクノア

AI・IoT事業部 事業部長 西村恭範

今回お話を伺った西村部長は2020年(取材時は2021年)に発足したばかりのAI・IoT事業部の部長として活躍している。同氏は金型部門からキャリアをスタートし、約20年前にテクノアに入社を決めた。SE、開発マネージャー、東京本部長を歴任、現在はテクノアが将来を見据えてスタートした事業であるAI・IoT事業部で責任者を担う。今回は、西村部長の経歴や夢、さらには新規事業の発展についての意気込みなどを伺った。

伝統の継承と挑戦の未来を担う社員の思い

テクノアに憧れて入社を決意

「自社パッケージ」、「3Dシミュレーションシステム」など、興味を持つ事業が目白押しであったことが、入社に至った経緯であると語った西村部長。元々IT業界に興味を持っていた同氏は、自社独自の開発技術を誇るテクノアに惚れ込んだのだという。更に面接時に出会った創業者である大道氏の人間性にも惹かれた。入社前と入社後のギャップも少なく、新たな挑戦に、自ら手を挙げれば挑戦できる権利を得られるため「入社して良かったと自信を持って言える」と語気を強めた。現在は新規事業のAI・IoT事業部の責任者を担い、新たな基盤の確立を目指す。山﨑社長と共に会社の未来を牽引するのは西村部長である。

「やった分だけ成長」それが西村部長のやりがい

「やった分だけ成長し、成果も得られること」と笑顔で答える西村部長。ITを通じて、多くのお客様に感動を与える“エンジニア”は目を輝かせながら、仕事の充実感を語った。そんな同氏が最もやりがいを感じたのは、現在もテクノアの主力製品である「TECHS-BK」を開発した頃の話。実はこの製品は元々受託で製品化した一点物のソフトであり、同氏が手がけたものではなかったという。その製品は当時、不具合が多く、営業部からは「とてもじゃないがお客様に提供できるレベルではない」と一蹴されていた。しかし、「TECHS-BK」の可能性を感じていた当時のマネージャーから「今あるテクノアの製品の中でNo.1を目指そう」そう発破を掛けられ、チームで試行錯誤を繰り返し製品を完成するに至ったのだ。結果はなんと、同社で元よりNo.1製品であった「TECHS-S」を抜き、堂々の日本で1位に輝いたのだ。「本当にあの時はチームで喜びを分かち合いました。一番やりがいを感じる瞬間でしたね」と語った。製品と真剣に向き合い、行動した分だけ成果に表れる。テクノアならではのやりがいで西村部長はわくわくしているのである。

新事業の基盤を創る

「現在行っている事業(AI・IoT事業)の基盤を創り、会社の柱となる事業に進化させること」と目標を力強く語った西村部長。自身が前の事業で成功した経験を、今のチームメンバーにも積んでほしいのだという。昨今、「失敗から学ぶ」ことが大切だと言われているが、同氏は「成功から得られる経験」でしか、定石は知りえないと考えている。更にAI・IoTはこの先、必ず伸びる事業であると同氏は先見の明で判断しており、会社を成長させるためにも、重要な役割であると認識していたという。そんなプレッシャーがかかる状況においても、同氏は「事業の立ち上げにそうそう関われるわけではないですし、楽しみです」とポジティブに捉えていた。成功を経験し、経験によって得られた知識をもつ西村部長がいれば、テクノアがAI・IoT事業で高い評価をされる会社になるのも、そう遠くないだろう。

テクノアの未来を担う西村部長の想いとは

テクノアに入社してよかったと思うことを教えてください

手を挙げたらやらせてもらえることです。実際に、カスタマーエンジニアを担当していましたが、「パッケージ開発に携わりたい」と上長に申し出ると、担当することができました。更に、「東京へ進出し、自分の成長の糧にしたい」と相談すると、快諾いただき、それも実現しました。なかなか手を挙げても通らない会社が多い中で、様々な要望を実現させてくれたこの会社には感謝しています。この感謝の気持ちを胸に、今後は会社に恩返しをしたいですし、自分自身もまだまだ成長していきたいですね。

西村部長にとってお客様とは?

お客様と「パートナー」の関係を築きたいと思って、いつも接していますね。我々はビジネスでお客様と関わっているため、もちろんお客様のニーズに応えることは必須だと考えております。その上で私たちも成長させてもらえるような関係で働いていきたいですよね。もちろん、とことんお客様の要望を聞きますし、応えるために最大限の努力をします。そういった形でお客様と伴走スタイルを築き、共存共栄していきたいですね。

テクノアの10年後をどのように描きますか?

やりたいことはたくさんありますね。その中でも絶対に変わってはならないことは、お客様と関わる今のスタイルです。やはり創業からお客様に寄り添ったスタイルでここまで事業が伸びてきたので、これを変えてしまうとテクノアではなくなってしまうと思っています。また個人的に、今行っている事業部(AI・IoT事業)を、弊社の主力事業部である「TECHS」を超える事業部に成長させたいですね。そのためにはまだまだ課題もありますし、様々な障壁も多いと思いますが、チーム一丸となって、日々精進していきます。

監修企業からのコメント

コメント
本日は取材にご協力いただき誠にありがとうございました。国内トップクラスのシステムを運用している株式会社テクノア様の歴史と事業戦略に迫ることができ、まさに「伝統と挑戦の革新企業」であると感じました。今後も業界のトップランナーとして走り続けるテクノア様に注目です!

掲載企業からのコメント

コメント
この度は、取材をしていただきありがとうございました。
伝統と挑戦の革新企業を通じて、皆さまに私たちの取り組みや考え方がお伝えできれば嬉しいです。
今後もお客様に寄り添ったスタイルを貫き、更なる歴史を築いていきます!
我々の進化に注目いただけますと幸いです。
株式会社テクノア

創業年(設立年)

1981年

事業内容

■業務用パッケージソフト開発/販売
■システムインテグレーション
■フィット&ギャップコンサル
■各種情報機器などの販売及び保守サービス

所在地

岐阜県岐阜市本荘中ノ町8丁目8番地1

資本金

7,280万円

従業員

324名 [内パート社員70名] (2021年4月1日現在)

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