東京コンテナ工業株式会社
想いの強さが未来を創る
「東コン」から「闘魂」へ

東京コンテナ工業株式会社

代表取締役 黑崎素弘

私たちの生活の身近にある段ボール。多くの方が物を運ぶための梱包資材と捉えているのではないだろうか。しかし、今や段ボールの可能性は梱包資材だけにとどまらない。同社では、空調ダクトやイス、机、ベッドなどにも活用しており、その用途は多種多彩。アイデア次第でいくらでも新しいチャンスを見出すことができる。段ボールの魅力について黑崎社長は「軽量でありながら頑強で加工もしやすく、さまざまな場面に対応できる」と語る。段ボール事業だけでなく、海外事業や教育研修事業等を展開する。今回の取材では、同社5代目である黑崎社長に、同社のこれまでの歴史や今後の展望を伺った。

伝統と挑戦と、未来への挑戦を可能にする革新企業の本質

「東コン」から「闘魂」へ

「まずは挑戦すること、そして成功体験を積み、成長していく会社」と黑崎社長は同社の社風を語る。黑崎社長が同社の社長に就任したのは、2005年。当時、社員間で受け継がれてきた「挑戦する想い」が希薄化しつつあると黑崎社長は感じた。顧客のニーズが目まぐるしく変わっていく昨今、顧客に合わせたサービスを提供するためには、挑戦することが必要となってくる。「小さな成功体験の積み重ねが大きな成果につながる」と黑崎社長。仕事が単調にならないためにも、社員自身が色々なことにチャレンジする環境を促している。社員がお客様のため、自身の成長のために何か行いたいと発言したら、まずやらせてみる。そして挑戦して、検証していく。これを“闘魂”という考えで社内に浸透させており、お客様に合った様々な事業・サービスを生んでいるのである。東京コンテナ工業の愛称である“東コン”は社員一人ひとりの“闘魂”により更なる飛躍を遂げるであろう。

貫徹力と成功体験が技術と信用を加速させる

同社の独自性は、期待を超える感動を生み出す設計力である。多くのお客様からの「こんなことはできないか」という要望に対し、高い設計力で応えてきた同社。ここまでお客様から信頼されている会社は数少ない。これは「社員の諦めない精神があるから、高難度の設計にも挑戦し、実現できる」と黑崎社長は語る。同社では、社員を対象に富士山登山研修を実施している。この研修を通じて、企画・立案・実行を実地で学び、やり遂げることの重要性を知り、仲間との成功体験を持つ。こうした成功体験の蓄積が社員の揺るぎない自信に繋がり、貫徹力のある社員が育っている。どんな難しい仕事でも「どうしたらできるのか」を皆で話し合っている。そこに、他社にはない経験値があるからこそ、解決できる問題も多い。絶対に投げ出さない仕事ぶりが信用され、さらに新しい仕事を任され、技術力が積み上げられる。技術力と信用の好循環が新たなアイデアにつながり、業界を前に進めている同社の進化は留まることを知らない。

段ボールの可能性が業界の未来を変える

「業界の地位を向上させ、段ボールに対するイメージを変えたい」。同社の未来について黑崎社長はこう語る。段ボール事業において、海外では利益率が高い事業であるのに対し、日本では原材料や運送費の高騰により、コスト勝負の業界というイメージが根強く残っている。同社では、こうしたイメージを変えるためにこれまでも独自の進化を遂げてきた。例えば、段ボール上面の蓋のフラップに入れた切れ目に別のフラップを滑り込ませて留める、ガムテープが要らない段ボール箱の「パネロック」。業界内では革新的な設計と評され、一目置かれる存在になった。また、2020年茨城県つくばみらい市のふるさと納税返礼品として同社が設計、製造している、子供が自由に絵を描くことができる段ボールハウスの「おえかきハウス」は大好評である。段ボールの可能性を信じ、数々のチャレンジを繰り返すことで業界をリードし続ける同社の発展が楽しみでならない。

100年企業実現への取り組みについて

人財育成に関する取り組みを教えてください

弊社では、「アタッチメント賞」という制度を設けています。これは、自分で目標を持ち、執着心を持って業務に取り組んだ方を毎月表彰する制度です。また、人財育成の1つとして、半年に1回は私と全社員が面談をしています。面談の場では、掲げた目標に対しての進捗状況を確認したり、現在取り組んでいる業務についてヒアリングするなど、社員の成長を促しています。もちろん、掲げた目標の話以外のプライベートの話等も行います。他には、3か月に1回の評価を実施しており、短い期間で結果を残した社員を評価し、成長を促進していきたい想いを込めて評価制度を構築しております。人財育成は短期間で非常に大きな成果が出るものではないので、コストと負荷をかけてでも行っていきます。

今後、貴社が更に発展するために必要なことは何ですか

社員の皆さんからの湧き上がる様々なアイデアが必要だと思います。多くの方が驚くビジネスやお客様のためになるアイデアが社員から上がってきて、それを具現化していく会社にしていきたいですね。現にお客様のためになるビジネスを実現できる素地があり、具現化する環境がこの会社にはあると思います。今よりも様々なアイデアが社内で飛び交うようになれば、新しいビジネスモデルも確立できると思います。そのためにも今以上に活発に挑戦する行動に期待したいですね。

これから貴社に入社する方に求めていることは何ですか?

弊社の仕事に対しての「想い」に共感できるかということです。ただ弊社の仕事が楽しそうだから、とか、経験がある、とかではなく「挑戦する気持ち」とか「諦めないこと」に共感してくれるかどうかが重要ですね。良い仕事をしてくれたとしても、仕事に対する意識やポイントがズレていたら、長く一緒に働くことは難しいと思います。弊社は、面接でお会いする皆さんとは「戦力」として接します。だからこそ、入社された際は全力で皆さんの夢を応援するため、投資を惜しみません。こうした、想いに共感された方はぜひ、お会いしましょう。

挑戦の先に 叶えたい「夢」がある

挑戦の先に 叶えたい「夢」がある

東京コンテナ工業株式会社

品質管理室 室長心得 包装管理士 大角拓也

東京コンテナ工業が手がけるのは、日用品等の運搬には欠かせない段ボール。3枚の段ボール原紙を貼り合せ、製造される段ボールは、使用用途によってその姿を大きく変化させる。2012年の入社以来、大角さんは製造部に所属し、技術者として段ボールの製造に取り組んできた。そんな彼が、2年前に品質管理室への異動が決まった。製造業において重要な部門である品質管理を任された大角さん。技術者としての経験を活かし、今度は管理する側として最適な段ボールをお客様に提供していくため、品質向上の努力を惜しむことはない。 今まさに新しい挑戦を目の前にしている大角さんに、同社の魅力と挑戦の歴史をお伺いした。

伝統の継承と挑戦の未来を担う社員の思い

挑戦者を支える「チャレンジ精神」

「東京コンテナ工業は、手を挙げれば、いつも自らの挑戦する気持ちを応援してくれる会社だなと思いました」。高校を卒業後、今まで苦労をかけた家族に恩返しをするために就職を決意した大角さん。学生時代に培った「負けん気」の強さから、成長できる環境を求めていた大角さんは、同社の工場見学に参加した際、チームのリーダーとして活躍することに強い興味を持ったという。 選考中に感じたのは、「挑戦する人にはチャンスが与えられる」という文化。新しい仕事にわくわくしながら取り組む社員が多く、社員全員がとても楽しそうに仕事をする姿を見て、自分も同じように仕事がしたいと惹きこまれた。そして、先輩エンジニアたちの飽くなき探求心。彼らの背中から、多くを学びながら、高い品質の段ボールを製造するために独学で研究もしたという。その結果が認められ、2年前に品質管理室への異動が決まった。同社は、自ら考え新しいことに挑戦したい人にとって、最適な会社と言えるだろう。

期待を結果に変える喜び

「私自身が感じる仕事のやりがいは、年齢や経験年数に関係なく、若くして重要な仕事を任せてもらえること」だと大角さんは語った。現在、埼玉と茨城の2工場を拠点に包装設計から段ボール箱の生産までを行っている同社。大角さんは8年目の現在、若くして同社の品質管理部門にて室長心得(No.2)を務めている。こうした会社からの期待に大角さんは昨年、成果という結果で応えた。数年前、同社の品質に関してのクレームが発生することがあり、前任の品質管理室の室長からはその改善を行うことは「どんなに頑張っても無理だよ」という言葉を聞かされていた。この言葉が大角さんの負けん気に火をつけた。大角さんは、品質改善のために、発生しているクレームの根本原因を1つずつ時間をかけて突き止め、以前の8割のクレームを解決することに成功したのだ。まだ、すべてのクレームがなくなったわけではないが、品質クレーム0を目指し大角さんは現状に甘んじることなく、更なる品質向上に向けて歩みを止めない。

会社の舵取りに参画する大きな夢を描いて

「私の夢の1つは会社経営に参画し、東京コンテナ工業を更に成長させていくことです」。日本国内だけではなく、世界の市場を狙うにあたっては、やはり社員一人ひとりが役割を全うし、成果を生み出していくことが重要である。また、全体で成果を生み出すためには、今の自分の仕事だけではなく、連携や協力が必要不可欠だ。大角さんは、問題が発生してから解決している同社の状況を、今後は先手先手で予防できる仕組みに変えていきたいと強く語ってくれた。現在は、品質管理室の室長心得であるが、品質管理室の統括責任者として活躍する未来を目指し日々目の前の仕事に励んでいる。大角さんが東京コンテナ工業の品質を支えるトップに、そして、会社の舵取りを行う会社経営に参画する姿が、近い将来来ることを願わずにはいられない。

未来の仲間を求めて

東京コンテナ工業の良いところはどんなところですか?

積極的な人間にはチャンスを与えてくれるところだと思います。例えそれが現在の自分の担当業務ではないことであっても、「ぜひ挑戦したい!」と手を挙げれば、どんどん任され、様々な領域に関わっていけるということですね。自分の場合は、昨年ニューヨークへの海外研修への募集があった際、迷わず、参加することを表明しました。その結果、異国の文化に触れ、自分自身の価値観が大きく変わったと感じています。当時は、英語に対して緊張感や難しさを感じていました。ただ、自分自身の探求心を押さえるのではなく、ありのまま表現することで新しい学びを得ることにつながり、良い経験をさせて頂いているなと感じました。

東京コンテナ工業と他社との違いはどんなところですか?

やはり、挑戦を後押ししてくれる環境が備わっていることではないでしょうか。年齢や性別ではなく、結果を純粋に評価してくれる上司が上にいることは心強いですね。評価制度については3か月に1度査定があり、自身の仕事の成果と向き合うことができます。何より、半年に1回は黑崎社長と話すことができるため、最近の心境から今後のキャリアアップについて聞いてもらえることは嬉しいですね。会社の上司や社長とコミュニケーションを取ることができる機会を与えてくれることに応えるためにも、新しいことに挑戦して結果を出すことで貢献していきたいと思います。

新卒に期待することは何ですか?

一緒に東京コンテナ工業をもっともっと盛り上げようとしてくれるかどうか、そういった意味では挑戦する姿勢が大切ですね。やはり会社組織が成長を続けていくためには、若い世代の台頭が必要だと思います。東京コンテナ工業では新卒採用活動を継続して行っていますので、毎年様々な夢を持った多くの仲間が4月に一斉に加わります。時には同期と競い、失敗しながら成長していくことを経験してほしいです。私自身も多様な経験が得られた結果として今に至っていますし、今後も若手発信で様々なことにチャレンジしていける文化風土を広げていきたいと考えています。同様にこうした視点が広がっていけば、会社全体が活気づくと思っています。ですので、一緒になって主体的に会社を盛り上げていける方と働きたいですね。

監修企業からのコメント

コメント
この度、取材させていただきありがとうございました。70年間高い技術と諦めない挑戦のイズムを時代に合わせて伝承していく姿は、まさに「伝統と挑戦の革新企業」であると感じました。今後も業界のトップランナーとして走り続ける東京コンテナ工業様の活躍に期待です。

掲載企業からのコメント

コメント
この度は、取材をしていただきありがとうございました。段ボール事業を主軸に様々な業界に挑戦している、弊社の取り組みに焦点を当てた記事の内容になっていると思います。社内だけではなく取引先や就職活動中の皆様にも「東コン」の想いを知っていただければ幸いでございます。今後とも革新的に進んでいく「闘魂」にご期待ください。

東京コンテナ工業株式会社

創業年(設立年)

1950年

事業内容

■段ボール事業 ■研修事業 ■海外事業

所在地

【東京・都心エリア】東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビルディング2F 【茨城・県南エリア】茨城県つくばみらい市台1801 【埼玉・中央エリア】埼玉県さいたま市大宮区天沼町2-1232 【群馬・西毛エリア】群馬県高崎市新町1370 【栃木・県北エリア】栃木県矢板市中字下原150-264【千葉・中央エリア】千葉県千葉市美浜区中瀬2-6 ワールドビジネスガーデン マリブウエスト7F

資本金

8000万円

従業員

120名

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